さまざまな業界におけるUSBリダイレクトの使用例
FlexiHubの各種USBリダイレクト機能からなる強力なパッケージにより、さまざまなシナリオでご使用いただけます。本ソフトは、職場、各種サービス、さらにはさまざまな業界にも変化をもたらす可能性があります。以下に、本ソリューションを最大限にご活用いただくための方法を示す、実際的な使用例を複数ご紹介いたします。
移動時間と距離により、自動車整備士の方にとって、スケジュールを立てるのが難しい場合があります。一方で、最初にOBD(車載式故障診断装置:On-board diagnostics)測定値を確認することで、何回の訪問を回避できると思われますか?FlexiHubをご使用いただくと、デバイスがコンピューターに接続されている限り、OBDスキャナーの出力をインターネット経由で送信できます。実際には、クライアントの一時的な使用に向けてOBDスキャナーの出力を送信することで、技術者様は一度に複数の場所でサービスを提供し、問題の発生により、直接立ち会う必要がある場合にのみ訪問をスケジュールすることができます。
FlexiHubは、スマートデバイスやセンサーが、ローカルネットワーク上でのみ利用できる場合や、NAT経由でウェブに接続されている場合でも、インターネット経由でスマートデバイスやセンサーにアクセスするための鍵となります。接続が機能していれば、どこからでもハードウェアを制御できます。そのため、ご家庭を真の意味で自律化したり、製造工場や倉庫の監視を一元化したりできる可能性があります。
クラウドサービスは、基本的なUSB機器のみに対応している場合、実用性を相当失ってしまいます。だからこそ、FlexiHubが重要です。FlexiHubをご使用いただくと、3DマウスやVRヘッドセットなど、高度なCOMおよびUSBハードウェアからの入力を、クラウドプラットフォームに迅速かつ安全に渡すことができます。また、FlexiHubは、
生体認証スキャナーを集中型クラウドに接続することで、セキュリティネットワークの確立にもお役に立ちます。
医療用IDカードが電子化され、USBインターフェースを備えていることは珍しいことではありません。また、そのカードは、ほとんどの場合、特定のコンピューターや複数のコンピューターから管理されています。FlexiHubをご使用いただくと、カードを別のコンピューターに接続し、ワイヤレスでアクセスを共有することが可能になりました。これにより、医療データの管理がほぼ瞬時に、簡単に行えるようになります。
企業および家庭用USBサーバー
従業員同士や家族間で共有する必要があるデバイスは、FlexiHubをご利用いただくと、ネットワーク上の全員が、効率的に利用できるようになります。これは、接続されているデバイスすべてにワイヤレスアクセスを提供する、USBサーバーの作成に役立ちます。FlexiHubは、特に、物理的な共有やそれに伴うあらゆる問題を比較すると、非常に効率的で便利です。